等級すえおき事故とは?
「等級すえおき事故」とは、事故によって保険金が支払われた翌年も、事故があった年と同じ等級のまま、保険を引き継ぐことができる特定の事故のことです。
自動車事故で保険を利用した場合、通常は次年度の保険料が高くなります。これは、保険を使用したことによってノンフリート等級が3等級下がるためで、保険を利用すればするほど、保険料は高くなっていきます。
反対に、一年間事故などで保険を使わなければ、等級は1等級ずつ上昇していきますので、年々保険料が安くなっていくという仕組みになっています。
ところが、自動車保険を利用した事故であっても、次年度等級が下がらない事故もあり、このような事故のことを「等級すえおき事故」と呼びます。
「等級すえおき事故」が適用されるのは、基本的に相手がいない車両単独事故です。
■等級が据え置かれる事故
- いたずら・落書き
- 盗難
- 火災・爆発
- 台風・洪水・高潮・竜巻
- 飛来、落下してきたモノとの衝突
- 騒じょう・労働争議に伴う暴力行為・破壊行為
- 窓ガラスの破損(飛び石などの偶然の事故によるもの)
- その他偶然による事故
「等級すえおき事故」の対象になることを知らず、少額だからと言って保険を使わずに修理をしている人もいますので、加入の際には補償内容をしっかりと把握しておくことが大事です。
等級据え置き事故の廃止
2012年10月から大手保険会社を中心に「等級すえおき事故」が廃止され、「1等級ダウン事故」として扱われるようになりました。
これまで等級が据え置かれていた災害や盗難・いたずらなどで保険請求をすると、翌年は1等級ダウンして保険料が上がってしまうため、負担が軽くてすむ修理の場合は、保険を使うべきかどうか慎重に考えた方がよさそうです。
また、自分が加入している保険を見直し、「1等級ダウン事故」を導入していない保険会社と比較してみるのも良いかもしれません。
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