車両保険

車両保険とは、契約している自動車が事故や災害、盗難などによって損害を受けた場合に補償される保険です。

■対象となる主な事故・トラブル

• 他車との衝突・接触事故
• 自動車以外の財物（建物や電柱など）との衝突・接触事故
• 転覆・墜落事故
• 火災・爆発
• 台風・洪水・高潮
• 盗難
• いたずら・落書き
• 当て逃げ

ただし、車両保険にはいくつかの種類があり、加入する車両保険のタイプによって補償の範囲が異なりますので注意が必要です。

■一般車両保険

偶然の事故やトラブルによって被保険自動車が損害を受けた時に補償される車両保険で、補償範囲が最も広い「フルカバータイプ」の保険になります。
ただし、地震・津波・故意の事故・道路交通法違反を伴う事故など、保険が適用にならないケースもあります。また、補償範囲が広い分、保険料が割高になります。

■エコノミー

エコノミータイプの車両保険は、「車対車」の事故によって被保険自動車が損害を受けた時に補償される車両保険です。事故の相手が分かっている場合にのみ補償され、当て逃げなどの相手を特定できない場合はエコノミーでは補償されません。

■限定A

限定Aの「A」は、Accident（アクシデント＝災難、事故）を意味し、正式名称を「車両危険限定担保特約」といいます。盗難、火災、爆発、落書き、台風、洪水などのアクシデントによって被保険自動車が損害を受けたときに限って補償される車両保険です。

■エコノミー＋限定A

「エコノミー」と「限定A」がセットになった車両保険です。相手のわかっている車対車の事故や、盗難、火災、落書きなどの限られたアクシデントによって被保険自動車が損害を受けたときに補償されます。