セカンドカー割引（複数所有自動車割引）

自動車が一家に一台の時代から、一人に一台の時代になり、自動車を所有する者がそれぞれ自由に自分で選んだ保険会社の自動車保険に加入するようになりました。

そこで、自動車保険会社では、1台目の契約と2台目の契約が同じ保険会社でなくても、所定の条件を満たせば、2台目以降の契約に対してセカンドカー割引（複数所有自動車割引）という割引制度を提供するようになりました。

通常、自動車保険に新規契約すると、等級は6等級からスタートしますが、セカンドカー割引が適用されると、7等級からスタートすることができるので、保険料が安くなります。

1台目の契約と異なる保険会社で2台目の契約をする際は、2台目であることを自己申告する必要がありますので、加入の際は忘れないようにしましょう。

■セカンドカー割引が適用される条件

• 1台目の契約者およびクルマの所有者と2台目の契約者が同じであること
  （契約者の配偶者・同居の親族は、契約者と同一とみなされる場合があります）
• 契約者名義が個人であること
• 1台目の自動車保険の等級が11等級以上であること
• 自家用8車種であること
  　・ 自家用普通乗用車
  　・ 自家用小型乗用車
  　・ 自家用軽四輪乗用車
  　・ 自家用小型貨物車
  　・ 自家用軽四輪貨物車
  　・ 自家用普通貨物車（最大積載量0.5トン以下）
  　・ 自家用普通貨物車（最大積載量0.5トン超2トン以下）
  　・ 特種用途自動車（キャンピング車）
• 二輪自動車の場合は、二輪自動車同士であること